d-02Hの白ロムがなぜかタダでSIMロック解除できた話。
今年の初めに、d-02Hをドコモショップに修理に出しました。顛末は過去記事に記載しています。自分が契約したわけでもない単なる中古白ロムです。その修理のやりとりの際に連絡先として、当たり前ですが自分のメイン回線(iPhone6)の電話番号を使いました。
恐らくその時に、単なる白ロムのd-02Hと自分のメイン回線の契約が何かしら紐づいてしまったようなのです。先日の9月3日、回線整理でドコモショップへ行ったときに出てきた書類には、メイン回線はd-02Hセットと記載されてました。おいおい、そんな契約した覚えないぞ。これまでずっとiPhone6の月々の割引はついていたし、月額料金には問題なかったからいいけれど、不思議でした。
その後、マイドコモにログインして契約内容などチェックしていると、SIMロック解除の手続きができるようになってました。これは以前からあったものなのか、あってもiPhone6ではどうせSIMロック解除はできないので、チェックしなかっただけなのかはわかりません。
まあ、試しに出来たらラッキーぐらいの感じで、修理品のd-02HのIMEIを入力し、先へ進んでいくと、なんとなんと出来ちゃいました。ちゃんとSIMロック解除番号が表示されるではないですか。おお、3,240円浮いたぞ。ラッキー。まあ、別にロック解除する予定もなかったけれど。
auのSIMでロック解除。
SIMロック解除番号はゲットしたけれど、使える他社のSIMがありませんでした。でも、9月10日にドコモからauにMNPしたので、iPhone7のSIMをゲットしたので、これで試しました。ドコモの正規なSIMロック解除は初めてです。
SIMを入れて起動すると、解除番号の入力画面がでてきて簡単に解除はOK。でもそれだけではデータ通信できないので、auのAPN設定をしました。でもダメ。そもそもd-02HはauのLTEに対応しているのは1バンドだけで、それも都心部にのみ基地局があるらしい。結局、ソフトバンクやワイモバの使えるSIMがないので試せませんでした。
今回のポイント
1 中古白ロムをドコモショップで修理に出した。その時に、連絡先をドコモと契約している電話番号とした。
2 本体交換となったため、IMEIが変わった。
3 オンライン修理受付サービスで、自分のドコモIDでログインして修理状況を確認した。
考えられるのはこの3つぐらいだが、1だけでいいのなら何かの時に使えそうだ。2について、元の持ち主は契約後に即解約しているので、交換対応となった端末の新しいIMEIは、解約した電話番号との関連づけがないので、修理時の電話番号に自動的に紐づけられた可能性もある。とすると、本体交換修理が必須となり、なかなかハードルが厳しい。3は修理受付後のことなので、可能性は低い。
今回の出来事、単なるドコモのシステム上のバグなのか、修理受付した店員の入力ミスによるものなのかは不明だが、また機会があったら試してみたい。でも可能性はかなりゼロに近い、そもそもドコモが契約させてくれないから無理かもしれないけど。
SIMロック解除ができるまでの期間は短縮されつつありますが、逆に端末の契約者本人でないと解除できなくなってしまう流れになってきています。本当にもう最初からSIMロックなんて止めればいいのにね。