Apple Pencilのジャンク品を修理交換しました。
3月のMNPで手に入れたiPhone8を売却し、おこずかいにはしないで、つーか結局こずかい代わりにして、iPad Pro 10.5(中古)を購入しました。前々から試してみたかったApple Pencilもゲット。でもこれももちろん新品は高いので、ジャンク品に手を出してみた顛末です。
Apple Pencilの外箱のシリアルナンバーで保証期間を確認
一応、シリアルを確認したところ、まだ一ヶ月ぐらい保証が残ってたのは確認しました。もし、ほんとに壊れていても保証で直せるのではと期待して、4,000円で購入。さっそくiPad Proに挿してペアリング。はい、やっぱりよくある故障、認識はするけれどペアリングができない症状でした。残念。
アップルに修理申込
アップルのウエブサイトにログインして、Apple Pencilのシリアルを入力し、サポートと電話でやりとり。アップルの電話サポートを利用するのは初めてでしたが、親切丁寧でした。症状を伝えて、修理(交換)を依頼すると、代替品を送るので、届けた宅配業者に故障品を渡してくれとのこと。
その際、代引きかクレジット払いか選んでくださいと言われ、無償交換なのになんで?となったのですが、返送されたものが、偽物?や申告と違うものだったり、返品しなかった時に代金を請求するとのことでした。一応クレカ払いを選びました。手元にあるのは間違いなくApple Pencilなので、特にそれ以上気にしなかったのです。
交換品届く
電話の翌日には届きました。故障品を渡し、さっそくiPad Proとペアリング。一発OK。予想以上の描き心地に色々なアプリを入れて遊んでいました。これで終わるはずが、、、、
アップルのフリーダイヤルから電話が、、、
数日後、突然アップルから電話が来ました。交換品は快適に使えています、よかったですねのやりとりの後、実は、、、と切り出され、
● 修理依頼したシリアル番号(箱)と送ったApple Pencilのシリアル番号が違う。
● 送ったペンは2年ぐらい経過していて、保証対象外の為、11,664円支払ってください。
ここでやっと、修理依頼の時のやりとりの意味を理解しました。こういうケースが多いのでしょうね。Apple Pencilのシリアルナンバーは、充電する端子のところに記載してあるのは知ってましたが、あまりに細かいので、確認を怠っていました。
ジャンク品の売主が中身と箱を変えたのは故意なのか、新しいペンを購入したので、古いのをその箱に入れて売りに出しただけなのか?わかりませんがよくあるケースのようです。要注意ですね。
故障品返却か、買取か?
ここで私の選択肢は2つ。このまま素直に代金を払うか?送った故障品を返却してもらい、交換品を返送し、0円ですませるか?Apple Pencilは使いたいので、このまま代金を払ってもいいのだけれど。
ただ交換品は新品だけれどペンのみで、充電用の変換プラグと交換ペン先が入ってないので、ちょっと損です。なので修理をキャンセルし、新品をお店で買うことにしました。交換品はもちろん開封して使用済み(1時間程度ですが)なので、返品には難色気味でしたが、こちらが故意で間違えたわけではないので対応していただける事に。
故障修理扱いに変更
ただ、それも申し訳ない気がしたので、通常の基盤とかバッテリーの故障扱いにしてもらって、確か修理代が7,000円ぐらいだったはず?に変更できないか提案をしてみました。そうすれば往復の無駄な配送料金もかからず、このままペンを使えます。一応、検討してくださる事になり、折り返しの連絡となりました。
バッテリー交換修理に変更
折り返しの連絡にて、シリアルナンバーから購入後2年以上経過していることと症状から、バッテリー故障扱いにしていただけました。修理金額は、3,456円で済みました。親切に対応していただいた、サポート窓口の方、ありがとうございました。
ともあれ、アップルペンシルは素直に新品を購入しましょうという事ですね。それにしても、故障報告がネット上でもやや多すぎる製品なのは確かです。Apple Pencil 2では、その点も含めて諸々改良されるといいですね。
Apple Pencil ちょこっとレビュー
全く使いこなせてませんが、想像以上です。いわゆる液タブは初めてですが、やはりペン先と画面の視差の少なさは、本当に描いているような錯覚を覚えます。ペンを斜めにして、デッサン風の線が描けるのも、他にないような?あるのかな。
パソコンとの連携にAdobe CC
Adobe CC月額版は使っていませんが、アドビのアカウントは持っています。アカウントがあれば、Adobe CCのクラウドで2GB分の保管スペースを無料で使う事ができるんですね。知りませんでした。iPad Proにてアドビのアプリでイラストや図形を描き、クラウドに保存すれば、パソコンのフォトショップやイラストレーターで開いて編集できます。パソコンのソフトのバージョンは古くてもOKです(私はまだCS2にやっと慣れたところ)。これは便利ですね。
挫折し続けたペンタブレット
ペンタブレットは、20年ぐらい前にMac用のサードパーティー品に手を出して以後、ワコムのBAMBOO中古、intuos初期型の中古などなど、安いもので試してはみたけど使いこなせず、でもまた手を出しての繰り返しでした。
同じ太さの線を描くのには問題ないけれど、筆圧検知で、線を徐々に太く、最後は消えるように細くといったコントロールが今までは思うように出来ず、根気のないのもあって放置していました。家電量販店で、ワコムの液晶タブレットを触ってみたりしたけれど、線が遅れて表示されたり、視差が結構気になったり、性能はよくてもやはりとても高価なので、そこまで金使う気にはならなかった。
今回は、ペンタブとして使うのに挫折したにしても、普通にタブレットとしては使うので、まあ無駄にはならないかなと思います。