2009年8月10日

PX-5800 ゲット!

 いやー、ここ2,3年のジャンクめぐりでも、ひさびさのヒットです。なぜかジャンクコーナーにPX-5800が鎮座していました。しかも5250円。びっくりです。動作不安定のためジャンクとのことでしたが、ノズルチェックも欠けがないようでしたので即ゲットです。とりあえず車に積んでから引き返し、インクのジャンクを探します。フォトブラックを1個(315円)だけみつけました。これだけでも実売では4000円しますからラッキーです。

 MAXARTは情報が詳細にわかります。インク使用量は269MLでした。一色80MLですから9色で720MLあるはずなので、まだ最初のセットを使用中ということでしょうか?廃インクはあと29パーセントでした。インクは15~20%しか残ってないけどもとが80MLだからしばらく大丈夫でしょう。総印刷枚数820枚。
 印刷履歴が10回分残っています。ファイル名とコンピュータ使用者名などまでわかります。昨年の10月までA2建築図面の出力などに使われていたようです。その後はまったく使われず、私が買った5日前にノズルチェックを店員さんが一回だけやってます。

 ジャンクと判断された理由を考えるに、紙送りが不安定(手差しトレーと間違えた?)、排紙トレーの動かし方が複雑(開いてから持ち上げる)、強制クリーニングにびっくりした(半年以上使われないと必ず行われる)などが考えられますが、店員も見たことがない機械だったのでもてあましたのでしょう。まあ、おかげさまでこうして手元にやってきました。無事にプリントできてます。
 給紙で不思議な動きをみせますが、仕様なのでしょうか。用紙の幅を決めるガイドが、印刷開始とともに幅が少しひろがって、印刷終了するともとにもどります。
 排紙トレーのツメが欠けてて排紙トレーが閉まりません。手差しトレーのツメもひとつ欠けてます。使用には差し支えませんがもともとの作りがちゃちいですな、新品で20万したと思うと。

 画質については、まだなんともいえませんが、素直な感じです。L版のフチなしもプリントできるので、普通のプリンタの感覚で使えていいですね。ただ、猫のひげ(紙に対して斜めの線の場合)にジャギーがでてかなりがっかりしました。これはMSDTの弊害でどうにもならないだろうな。→300dpiなどの画像とフチなしプリントで発生しました。360、240dpiふちありなどでは大丈夫でした。最近は解像度をプリンタに合わせなくてもあまり画質に影響を感じなかったんですが、PX-5800は気をつかったほうがいいですね。

WEB入稿の商業印刷の場合は350dpiが多く、エプソンプリンタは360dpiが基本です。ですからスキャンはたいてい600dpiで行ってフォトショップでも600dpiで画像処理して保存しておきます。最終的に解像度を目的にあわせて変えていたのですが、最近はあまり結果がかわらないので、350dpiでもインクジェットで出していたんですけどね。

さて、光沢紙をひととおり試したら、マットブラックに切り替えてみよう。

マットブラック

切り替えるとマットブラックの残量だけが2%減りました。マットブラックは75%残ってました。PX-5500、5600では全色消費されてしまいますから、この辺はありがたいですね。ただ、説明書によると半年に一回はブラックの切り替えを行わないと品質維持のため強制的に実行されるとあります。いろいろとトラップがありますが、ちゃんと書いてあるからまだましでしょう。

マットブラックでのプリントも素直な感じですが、全体に明るいです。光沢紙でもそう感じたのですが。影にしたいところに色がのるというか、よくいえば暗部の階調に優れているということか。マットブラックの濃度はHPのB9180やPX-Vインクのブラックが上です。B9180はこすると落ちますが。

せっかく?なのでとりあえずもとをとるため仕事用のハガキを200枚程刷りました。カラーの部分も控えめなのでインクの減りも1%以下でした。

普通紙のプリントはレベル2までしか選べません。画質はそんなに悪くはないですが、線が太いというか、ややぼんやりした印象。色はしっかりでてますが、PX-A550にシャープさで全く負けてます。これもドライバーでどうにでもなると思うんですがね。CMYKの4色だけでレベル3か4でプリントできるモードでもあればきっと改善するでしょう。あるいはソフトリッパーでコントロールできれば。
スーパーファイン紙ではレベル3まで。マット紙ならレベル5まで。これらのモードで普通紙を使うとグレーインクで彩度がさがる。でも思ったほどひどい画質でははない。

EPSON COLORBASE

わかってはいましたが、測色器(15万以上?)がないと使えませんでした。プロファイルを作るソフトではなくプリンタの補正を行うソフトで、これで作った補正データはプリンタドライバーを使ったすべての印刷に適応されるということだ。さて、ソフトをインストールしていじっているうちに印刷動作&フォトブラックへの切り替えが始まってしまい、あわてて電源プラグを引っこ抜く。これが災いし、電源ONするとフォトブラックの切り替えにプラス強制クリーニングが始まってしまった。カラーインクすべて2~3%減!なんてこった。

モノクロ

モノクロプリントは、まあ文句なしではないでしょうか。ブラックインクのみでプリントすると、グレーインクのせいでやや黄色みがかったモノクロになりますが、カラーインクも使えば自由自在です。

フチなし原寸維持

これまで、今もそうですがフチナシプリントをするときは、フォトショップではフチナシプリントで切られる部分にガイドラインをつけたテンプレートに印刷データをペーストして拡大縮小、位置あわせをしています。とても面倒です。
この世にフチなしプリントがあらわれてからずっと疑問に思ってました。なぜ勝手に元画像を拡大するのかと。そのせいで微妙なレイアウトのずれも、画質の劣化もまねいているのに?最初から少し大きめの画像データを作っておき、それをセンターあわせでプリントすれば自然に周囲をカットしてくれる。そんなあたりまえの機能があればいいいのに。

その当たり前のようなフチなし原寸維持が、PX-5800にはありました。これで画質劣化を気にせずふちなしプリントできます。こんな事ドライバーの機能として加えることは、とても簡単なはずです。でも、プロセレクション以上にしかついてないんですね。しかもPX-G5300はダメでPX-5500、5600はOKのようです。
印刷業界などからの要望もあるでしょうし、普通の人からすればかえって混乱する機能かもしれませんが(結局+6ミリの画像データを作る必要があるため)。でも、それぐらいつけてよという感じですな。

プラテンギャップと用紙厚設定

プラテンギャップというのは、紙とプリントヘッドの隙間のことで、これが狭すぎると紙のわずかな歪みでヘッドが接触してインクがついてしまいます。この隙間の調整を4段階設定できます。0.3ミリ厚のハガキの用紙端でインクがついてしまったので、一段階広くしてみたらOKでした。さらに用紙厚の設定もプリンタードライバーで設定できます。このハガキ用紙の給紙が時々失敗していたので、用紙厚を0.4に設定したら安定しました。さすがMAXARTと思わせるところが随所にあります。このプリンタは長く使うことになりそうです。となると、インク代などの維持費をいかに抑えるか考えねばなりませんが。

後継機種発表 PX-5850あるいはPX-5900? PX-5002だそうです。なんて微妙な品番

アメリカのサイトにでてました。ビビットマゼンダになった以外は外見はかわらずマイナーチェンジのような感じです。インクも共通でマゼンダ2色が変更になっただけ。インクカートリッジのチップ交換と新ドライバーを利用すれば簡単にビビッド化できそうですが、どうでしょう?

9月17日の発表では、LCCS、ビビットマゼンタの他に、3.5→3plドットなんてのもありました。3年もたってますからかなり中身は変わっているのかも。

まだ書きかけです。もうちょっと続くかも。

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  1. QTRは使えないんでしたっけ?
    しかし、5800置けるんですね。うらやましいです。
    中古プリンタは修理期限が気になって、
    新品は詰め替えの問題で買えないだよね。

    コメント by メタポパンダ — 2009年9月1日 @ 9:36 PM

  2. メタボパンダさんおひさしぶり。
    5800はB9180の上に乗っけてます。これもジャンクですけどインク切れで休眠中。ほぼ同じくらいのおおきさです。PX-5800はQTRもOKだと思います。あちらでは3800だったかな。そのうち試してみます。インクがあるうちに。

    コメント by admin — 2009年9月1日 @ 10:36 PM

  3. こんにちは。メタポパンダです。
    THE-31BK3は見つからないですが、
    THE-33MB3はありますね。中身は同じかな・・・。
    THE-32BK3は持っています。
    今までゴム栓に押しピンで穴あけ、
    ピストンスポイトの針刺して入れてました。
    これならゴム栓の脱着の必要が無く便利でした。
    多分、この二つの組み合わせが最高の入れ方でしょうね。

    ところでTHE-31BK3は良かったですか?
    詰まる心配が薄ければ、次はTHE-33MB3買おうかなぁ・・・。
    グレーはpro9500のを使ってみたいですが、ピエゾで打てるか。
    リセッターは5800でも使えるのでしょうかね?
    もし、使えないとかなりつらいですね。

    コメント by メタポパンダ — 2009年9月30日 @ 5:14 PM

  4. 31BK3はエレコムショップとかで売ってます。特に問題ないと思いますが、33MB3ともに顔料ブラック(マット)で光沢紙には向きません。グレーインクは4000pxのものがナチュラル(無彩色)でいいのでは。5500以降は黄味がかったグレーになってしまいましたが。

    コメント by admin — 2009年10月1日 @ 9:43 AM

  5. junkyさんこんばんは。
    4000pxのグレーインク良さそうですね。
    次の機会に試してみます。
    ありがとうございました。

    コメント by メタポパンダ — 2009年11月17日 @ 12:07 AM

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