2011年4月15日

PX-A720でPX-1001のインクを使う。

http://www.epson.jp/products/offirio/printer/pxb500/popup02.htm

インクコストを調べていて、上のページを見ていたんですが、普通紙向けの顔料インクのカートリッジが細分化しすぎていて、わけわからなくなってますね。以前は販売終了とともに切り替わってた気がしますが、継続販売のものが残っていて、以下のようになってます。インク容量も併記しておきます。

PX-673F:ICBK61、ICC65、ICM65、ICY65(黒25.9ml カラー11.1ml)
PX-603F/PX-503A/PX-203:ICBK61、ICC62、ICM62、ICY62(黒25.9ml カラー7.4ml)
PX-1001:ICBK59×2個、ICC59、ICM59、ICY59(黒11.1ml カラー11.1ml)
PX-101:ICBK46×2個、ICC46、ICM46、ICY46(黒7.4ml カラー7.4ml)

さらに、今月からここにPX-K100のICBK67が加わります。

46、59、61、62、65、67。販売中と新製品あわせて6種類もあります。PX-201用の56インクまで加えると7種類ですね。あまりにも醜い状態です。なんでこんなことになっているかというと、インクの内容量がちがうということと、互換インク対策でしょう。

海外では、以前から同じ機種用のインクに、通常容量と大容量のインクが存在していました。ユーザーがどちらかを選べたわけです。でも、日本ではそういう売り方をせず、上記のように、あくまで機種ごとに専用のインクであるかのように販売されています。

でも、これだけ種類が多いと、販売店の在庫管理やユーザーがお目当てのインクを選ぶのが大変です。なんとかなんないものでしょうか。

PX-A720で実験

これだけ種類がある顔料インクですが、多分インク成分はいっしょですから、機種の壁を越えて使えれば、プリンターを買い換えても古いインクが使いまわせて便利です。というわけでジャンクなプリンターとインクで実験してみました。

PX-A720は、シアンインク認識しないというジャンクで500円でした。セットされていたインクはリサイクルインクで、純正インクカートリッジをリサイクルしたREJETという会社のものでした。シアンインクを純正の46インクと交換すると、あっさりと認識しプリント可能になり、ノズルチェックもOKでした。次にブラックインクをPX-1001のICBK59と交換してみます。

icy59

カートリッジのキー溝の形状が違うのでそのままでは挿すことが出来ません。ので、出っぱりをカッターで切り落としました。

icy46

上の写真はイエローインクのものです。カートリッジのプラスチックの材質は柔らかいので、このようにすることは簡単な作業です。ICBK59インクをPX-A720に挿すと、インクはあっさりと認識されました。カートリッジ情報では、型番不明と出てしまいますが、インク残量もちゃんと表示されます。プリントも問題ありません。バッチリですね。マゼンダとイエローは互換インクなので残量が表示されません。

icbk59

悪乗りして、50インクでも試してみましたが、PX-A720に50インクのICチップではやはりエラーになってしまいました。そこで、ICチップを張り替えてみました。32インクほど簡単ではありませんが、カッターの刃をうまく隙間に入れてこじれば、チップは外れます。互換インクのマゼンダのICチップを純正50インクのマゼンダインクと交換してセット。

icy50

今度はうまくいきました。

px-a720

左から純正46インク、純正50インク(ICチップは互換インク)、互換46インク、純正56インク。1色だけ染料インクでは意味ありませんけど、まあこういうことも出来るということで。

46インクと59インクの互換性は確認できました。では、昨年発売の62、65インクも互換性はあるのでしょうか。またいずれ、ジャンクなプリンターとインクが手にはいったらやってみることとしよう。その前にどなたかトライしていただけるとありがたいけれど。

IC61、IC62シリーズインクカートリッジの互換インク販売開始

9件のコメント »

  1. 面白い実験ですね。
    私もPX-A550のICBK31とICMB33のキー溝が完全に同一の形状なので
    ためしにセットしてみたらそのまま使えてしまいました。
    カートリッジ情報では型番不明と出るのまで同じです。
    インクの成分ももしかしたら同じかもしれませんね。

    コメント by プリキッチャン — 2011年5月1日 @ 11:57 PM

  2. 以前のインクでは、キー溝のパターンが限られていたので、色ごとに共通のものが使われているのかもしれませんね。現在の純正カートリッジはキー溝が細分化されているので、削り取るしかなさそうです。互換インクは最初からキー溝がないので、どこでも挿せるようになっています。

    コメント by junky — 2011年5月5日 @ 9:00 AM

  3. PX-G920にICC31をセットしてみましたがエラーになってしまいました。
    別機種用のインクをチップを張り替えずに使えるのは顔料4色機の特権かもしれません。

    コメント by プリキッチャン — 2011年5月14日 @ 2:37 AM

  4. またまた検証ごくろうさまです。やはり、なんでもOKというわけではないらしいですね。

    コメント by junky — 2011年5月16日 @ 8:12 AM

  5. 私も50番台や60番台を試してみたくなりPX-A740のジャンクを買いました。
    メンテナンスのために純正46を買うのは一セットではすまないかもと思って
    エレコムダイレクトでNRE-IC46-4PSを¥2800ほどで買ったのですが
    直後に投売りになり現在¥500程度になりましたw
    ナンピン買いで二セット追加購入しましたが涙が出ました。
    多分コレ↓の影響でしょう。
    http://www.epson.jp/osirase/2011/110412.htm
    ICMB53をジットで調達しましたが56や59と同じタイプでした。
    もしかしたら開発を急いだ46と50だけが他と違う構造で
    それ以降はコストの関係で簡略にしたのかもしれません。

    コメント by プリキッチャン — 2011年6月18日 @ 12:22 AM

  6. 当初はカートリッジの認識不良とか多発してましたから、センサー部分を改良したのでしょう。

    なるほど。海外でのカートリッジの特許訴訟は時間もお金もかかるうえに、勝てる保障もない。それならば、日本に互換インクを輸入する業者を骨抜きにしようという事ですね。互換インクの投売りが最近目立っていたのは、この性かもしれません。

    現機種のインクは、ICチップの端子が減らされたので、そのままではチップのリセットが出来ません。純正カートリッジをリサイクルしているエコリカとジットが、どのように対策してくるのか楽しみです。

    コメント by junky — 2011年6月18日 @ 10:03 AM

  7. ICMB53のキー溝を削ってA740にセットしたら認識しました。
    顔料4色機はインクの型番認識をわざとゆるくしてあるのかもしれません。

    ICBK56インクのICチップがA720で認識したとのことなので
    56対応機種でも46が使えるかもしれませんね。

    コメント by プリキッチャン — 2011年6月21日 @ 3:10 PM

  8. 使えるとは思いますが、容量少ないのですぐ終わっちゃいますけどね。

    キー溝をいちいちカットするのも面倒ですよね。本体側のメスのキー部分をとりのぞけないかなあ。

    コメント by junky — 2011年6月22日 @ 10:13 AM

  9. 本体側の改造は盲点でした。
    改造すると故障したときにメーカー修理に出せなくなりますが
    考えてみれば修理代よりハードオフで対応インクの同じジャンクをもう一台買うほうが安いですもんね。

    コメント by プリキッチャン — 2011年6月22日 @ 11:27 PM

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