PX-7Vとは、恐れ入りました。
海外ではすでに3月から販売されている、PX-G5300の後継機、R2000。これを日本でもそのまま販売するのかと思いましたが、違いましたね。エプソンがんばりました。ちょっとした一工夫を加えました。
ブルーインクとマットブラックインクを手動切り替えできるようになりました。これで、人肌専用プリンターだったPX-G5300が、風景(青空や夜景)の表現力も手に入れたわけです。しかし、出来ればもう一歩。オレンジインクを止めてグリーンインクにして欲しかったなあ。そうすれば、CMY+RGB+Kというとても面白いプリンターになったはずです。
インクの組み合わせは、画質、コスト、開発期間、売り上げ目標とか、色々と検討されてきた結果なのでしょう。顔料インクプリンターで全面の均一な光沢を望むユーザーは多いし、その為のグロスオプティマイザーですから外すわけにはいかない。ノズルは8列だから一度に使えるインクは8色まで。そういう制約の中でのこの9色なんでしょうけどね。
マットブラックはグロスかフォトブラックと差し替えるべきだ。
マットブラックとグロスは決して同時に使われないので、理想はこの二つを差し替えるのが一番無駄がない。混色が残る可能性もなくはないけど、最近はグロスもかなりサラサラしてるようだし。大丈夫では?あるいはフォトブラックとの差し替えでもいいだろう。せっかく増えたブルーインクがマット紙では使えないってのはあまりにもったいない。
この仕様では、光沢紙オンリーで使うのがベストであり、購入者もそれが目的だろう。使い込んでいくと、セット買いしたインクの使わないマットブラックがどんどん余ってしまう事になる。
オレンジインクはオーバースペック
CMYの中間色としてのRGB。オレンジはさらに狭い領域のYとRの中間色。YとRで充分補間可能って気がする。その分Gインクを追加すれば新緑の表現も可能に。CMY+RGB+PK+GOで最強の広色域な度派手プリンターになる。そこまで個性的になれば、PX-5Vを買った人だって欲しくなるでしょう。

PX-7V カラリオエプソンプロセレクション
インクコストはちょっとだけ下がるかも?
1.5倍程度増量されたカートリッジですから、交換頻度が減ります。それだけクリーニング回数も減りますから、実際のコストはちょっとだけ下がるでしょう。カートリッジの価格も1.3倍程度ですから、トータルの運用コストでは1~2割ぐらいコストダウンを実感できるかもしれません。カートリッジが大きくなったといっても2系インク並に戻っただけなんですけどね。
海外製品はどうなる?
海外版のR2000は、すでに投売り価格。もしかしたらブルーインク付きで無償アップデートとかするのかな。あるいは品番変えてR2100とかになって再発売するのかも。
次はPM-G4500の新型か?
このシャーシとボディを使って来年は、PM-G4500あたりがモデルチェンジでしょうかね。相変わらず6色インクなのか、8色ぐらいになって出てくるのか。