2016年3月16日

PRO-1000はPIXUSブランドではなくimagePROGRAFシリーズである。

あまり大判プリンターにも関心がなくなって久しいので、こんなのが出てたのも知りませんでした。海外では昨年の10月頃、国内でも2月に発表されました。もうすでに販売もされていて、ちらほらレビューもありますね。とりあえず海外レビューから情報を抜粋。

http://www.imaging-resource.com/PRINT/canon-pro-1000/

USAの価格は約1,300ドル。日本円で148,000円程度。
黒インクの濃度が素晴らしい。
インクカートリッジが大きい。1色80ml入りで約55ドル。マットブラックとフォトブラックの切り替えは不要。
ノズルの目詰まりを検知して、自動的に他のノズルを使ってプリントをする。
空気で用紙を吸引し、用紙の平面を保つ。ただしこの機能はかなりうるさい。

用紙厚は0.7ミリまで対応。
サイズは17×23インチまで。
つまり長手はA2サイズはOKだがA2ノビには対応しない。
ノズル数は1色あたり1536、12色で18,432。

SureColor P800(SC-PX3V)との比較

赤系がより鮮やか。黒濃度は同等程度。印刷はより早い。
ロール紙に対応してないのがかなり欠点。

アマゾンレビューより

素晴らしい写真品質。エアの吸引システムも好きだ。Lightroomのプラグインもいい。用紙長さ22インチまでと、本体重量はマイナス。

初期充填でインクは70%もなくなるというレビューがあるが、インクはヘッド、チューブ内に充填されるわけで、無駄になるわけではない。(下のコメへの返信)

プリントヘッド認識エラー140Bで、何回もリトライ、あげくメンテナンスカートリッジがいっぱいに1720エラー。

私もリコールとなり交換となった。高彩度でも飽和せず、シャドー部も潰れずにディテールが残る。16×24インチが印刷できないのが欠点。

PRO-1の印刷品質に満足していたがインク消費激しかった。PRO-1000でコストが改善されると聞いたのにそうではなかった。ファーストプリント後70%もインクがなくなった。

B&H

LightroomとPhotoshop CS6から印刷。CS6とキャノンのプラグインはうまく機能しない。スピードは満足。モノクロ、グロスコーティングともに素晴らしい。17×25インチの用紙で中央にプリント出来ない。

画質は最高、コストは高いがプリントは長持ちします。重い。

ほぼモノクロ用で使用。重い。

エア吸引により、これまでのように印刷面に送りローラー(ギザギザ)の点キズがつかない。

印刷音は静か、吸引システムはわずかな音。

モニターをカラマネしているが、印刷結果に満足。コストはそれなり。

DP REVIEWより

用紙サイズへの不満が多い、というかそればっかりですね。

初期充填で50%になった。最初についてくるインクは80mlではなく半分ぐらいなのでは?
この意見について議論されるも結論出ず。

プリンター下部からのインク漏れのリコールがあったらしい。対象シリアルは最初がAGELとのこと。

今朝初めて警告表示がでて、その後A3ノビ程度のプリントしたら用紙1/5ぐらい印刷したところで用紙が排出された。グロスインクの残りはまだ10%となっていた。

用紙サイズの制限

長手方向の制限に不満な方が多いですね。プリンターの幅方向は17インチ(432mm)まで印刷できるのに、長手方向はなぜか23インチまでという制限があります。この432 × 559 mm(17 × 22インチ)というサイズはアメリカのANSI Cというレターサイズが基準の規格です。もし長手方向が24インチまでOKなら、432 × 610 mm(17 × 24インチ)のA2ノビ対応となり、デザインや商業印刷の分野でも重宝されると思うんですが、なぜあえて22インチ止まりなのか?ものすごく疑問ですね。

写真好きの方はフチナシプリントをしたいわけでなく、大きな用紙の中央に写真をプリントし、周囲に均等に余白を作って額装したいという要望があります。

現状ではA2ノビ用紙も無理やりプリンターを通すことは出来るが、最後に1インチの余白が出来ることになります。ファームやドライバーの更新でなんとかなりそうですが、どうなんでしょうね。キャノンのプリンターって訳のわからない事を以前からしてますからね。このままでは敵(SC-PX3V)に花をもたせるだけですが?

本気で使うなら?保守サービス必須

購入後一年はメーカーに送って無償修理が可能。ただし製品登録が必要。
以後は修理の度に一律で45,000円ぐらいかかります。それならばサービスパックのほうがまだましです。
キヤノンサービスパック(CSP)に加入すれば3年間(実質2年)で27,000円程度、5年間(実質4年)で43,000円程度。安心して使うならこっちでしょうか?


Canon プリンター インクジェット大判 imagePROGRAF PRO-1000

アマゾンで155,000円ですね。でもこういうの買うひとはヨドバシで買うと思います。

PRO-1との違い

インク12色というのは変わりませんがグレーインクが3段階で3色あったものをマットグレーとフォトグレーに変更。そしてブルーインクを追加。フォトブラックとマゼンダの改良で濃度と彩度のアップ。正直、グレーインク3段階はやりすぎだったので、マット用、フォト用とわけたのはよい事だと思います。こちらはiPFシリーズの大判プリンターと同じですが、大判12色モデルにはあるグリーンインクがありません。かわりにグロスインクがあります。というわけで、PRO-1000と同じインク構成のモデルは他にないわけです。

大判プリンターなら目的からして、かなり離れて観るので、グロスインクは不要という考えがあります。逆に大判プリンターはL版にフチナシ印刷なんて芸当は出来ません。というわけでPRO-1000はコンシューマーを捨てきれていないプロ向モデルといえます。

エアーフィーディングシステム

大判プリンターなどに見られるシステムですね。そこまで強力ではないでしょうが。サーマルインクジェットはピエゾより用紙との隙間を小さくする必要があるのでしょう。印刷できる用紙厚も0.7ミリまでです。SC-PX3Vは1.5ミリ。この機構のおかげか送りローラーの金属のギザギザがなくなったようです。

ノズルリカバリーシステム

なんかこれHPのB9180にもあったような?インクの詰まったノズルを代わりのノズルで補完するとか。

カラーキャリブレーション

これもセンサーを内蔵してるようだけど、いわゆるプリンタープロファイルを作るわけでなく、各ノズルをプリントしてセンサーで測って色濃度とかをチェックし、プリンター内部のインク出力を調整するような簡易な仕組みです。これもB9180に同じ機能があってHPの純正紙指定で印刷してたなあ。懐かしい。

販売終了のPRO-1は激安に?

あまりたくさん印刷しない、そもそもA2不要なら販売終了となるこちらもありかも。まだ8万円ぐらいしますけどね。モデル末期の処分価格で6万円ぐらいになれば、悪くない買い物でしょう。

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