2012年10月8日

PIXUS MG6330、MG5430のインク容量と実際のインクコスト

PIXUS MG6330が発売されたので、実機を見てきました。白はちょっと青いというか、写真光沢紙のような青白い感じでした。グラデーションをつけたモデルは、天蓋と前面カバーを半透明ブラックのプラスチック素材で、素材の裏面から色をつけていました。3種類の色があるのですが、正直色の違いがあまり目立ちません。それぐらい微妙です。インク交換の時に、蓋の一部だけが開く仕組みは簡単でいいです。MG5430もグレーインクがないというだけで、形はほとんどいっしょです。

MG6330、MG5430のインク容量

海外サイトから情報を拾ってみます。

小容量タイプ

顔料K 15ml
フォトK、グレー、CMY 7ml

大容量タイプ

顔料K 22ml
フォトK、グレー、CMY 11ml

はい、こんな感じです。以前のインクは、

顔料K 19ml
フォトK、グレー、CMY 9ml

でしたから、通常インクは減らされ、大容量XLタイプはちょっと増えた程度です。
ネットでインクの販売価格を調べると以下のようになります。

通常パックのセット
BCI-351XL+350XL/6MP 4,680円

大容量パックのセット
BCI-351XL+350XL/6MP 6,980円

以前のMG6320のインクセット
BCI-326+325/6MP 4,700円~5,300円程度

通常パックはかなり割高

インク容量から考えてみると、
通常パックは、23%もインク容量が減らされたのに、価格は5~9%しか下がっていない。
大容量パックは、20%インクは増えたけど、価格は30~45%も上がってしまった。

という、どちらも残念な結果になってしまいました。インクは販売されたばかりですから、今後、もう少し価格はこなれていくでしょう。カートリッジの交換頻度が増えるとヘッドクリーニングも増えますから、通常パックは価格差以上にコスト高となる可能性があります。純正インクにこだわるなら、高くてもXLパックを使っておきましょう。というか、まだ互換インク出てませんからね。


Canon インクタンク BCI-351XL(BK/C/M/Y/GY) BCI-350XL 6色マルチパック(大容量) BCI-351XL 350XL/6MP

新品価格
¥5,625から

キャノン発表の印刷コスト

メーカー発表の印刷コストも見てみましょう。
L判フチなし印刷で、紙は キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド使用。

MG6230 約18.8円

MG6330 約22.0円 (標準インク BCI-351/BCI-350PGBK)

MG6330 約16.2円 (大容量 BCI-351XL/BCI-350XLPGBK)

ここから用紙コスト4.47円をひくと、

MG6230 約14.3円

MG6330 約17.3円 (標準インク BCI-351/BCI-350PGBK)

MG6330 約11.4円 (大容量 BCI-351XL/BCI-350XLPGBK)

旧インクと比較して、新標準インクは21%もコストアップとなってしまいました。やはり要注意ですね。逆に大容量インクは20%もコストダウンを達成しています。これは、上のインク容量と価格の計算からすると、ちょっと出来すぎの数字です。

キャノンのコスト算出基準のインクカーリッジ価格を調べてみると、

旧インク BCI-326 1個 950円 BCI-325PGBK 1,050円 合計 5,800円
新インク BCI-351 1個 780円 BCI-350PGBK 980円  合計 4,880円 (通常)
新インク BCI-351XL 1個 1,250円 BCI-350XLPGBK 1,380円 合計 7630円 (大容量)

コスト算出の時は、セットインクの価格ではなく、単品インクの価格を使用するため、割高になってしまいます。そのため、実売価格ほどはインクの価格の差がつかないのでしょう。旧インクに対し、新インク通常タイプは、約16%安く、大容量タイプは、31%高い設定となっています。うーんそれにしても、ちょっと出来すぎの数字だなあ。

海外サイトのインクコストデータに日本のカートリッジ価格を掛け合わせて再計算してみます。

1380/3900+1250/1125+…….以下略

ヨーロッパではハガキサイズのインクコストです。

MG6250(MG6320) 16.34円

MG6350(MG6330) 22.07円 (標準インク)

MG6350(MG6330) 16.26円 (大容量インク)

うーむ。海外仕様では、旧インクと比較して、新標準インクは35%もコストアップとなってしまいますね。そして大容量インクは旧インクと全く同じコストといっていいでしょう。海外と日本では、なぜこんなに数字が違うんでしょうね?個人的には、インク容量とカートリッジ価格から考えれば、こちらの数字が妥当と思います。

結論

きっと、日本で発売されている今回の新インクカートリッジは、海外仕様のものより、インクがたくさん入っているのでしょう。そうに違いありません。そうでなければ、メーカー発表のインクコストデータが間違っている事になります。


Canon インクジェット複合機 PIXUS MG6330 BK

新品価格
¥14,580から

年が明けても、順調に価格下落が続く

年末は年賀状作成需要で家庭用インクジェットプリンターが一番売れる季節です。新製品で一番の売れ筋であるMG6330は、順調に値下げが進み、17,000円ぐらいまで下がりました。年が明けて、一時期価格が戻るかと思いましたが、値下げ傾向が続いたままです。

注意しなければいけないのは、MG6330はグレーインクがある分、MG5430より印刷コストが高くなる事。そして、プリンター購入時についてくるインクカートリッジが、キャノンの場合、小容量インクのため、インクがすぐなくなります。ネットで購入する場合は、大容量インクとのセットで購入しておく事をお勧めしておきます。

2013年8月 底値が見えてきました

まもなく新製品発表があると思いますが、MG6330も底値に近づいてきた感じです。もうちょっと待てば14,000円を切るかもしれませんね。まあ、プリンターは壊れた時が買い時ですから、安くなったからといって必要もないのに2台、3台買っても持て余すだけです。

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