2013年8月3日

丸、三角、四角。スマートフォンのカード決済サービスを比較。

このところ、一気に導入が加速しそうなスマートフォンのカード決済サービス。自分が利用する機会はあっても年に数回だとは思います。でも、営業機会を逃さない、初期費用ゼロ、月額使用料も無料などメリットがあり、手に入れてみようかなと思ってます。これらのサービスは去年からやっていたようでが、当初はカードリーダー代金の初期費用がかかったり、決済手数料も5%と高めでした。しかし、最近は海外からの参入で競争が激化し、初期費用もゼロ、決済手数料も3.24%からと、かなり手軽に始められます。簡単に各社の端末の形で分けて比較してみました。

三角はPaypal Here

Paypal Hereのカード決済の端末は三角です。Paypal Hereは、ソフトバンクショップで契約する必要があります。日本Paypalがソフトバンクとの合弁会社だからです。初めて知りました。難点はソフトバンクのスマートフォン(アンドロイドまたはiPhone)でしか使えないということ。なんかものすごくもったいない制限ですね。利用を回線で制限してしまうと、auやドコモ利用者はPaypal Hereを使えないから、他を選ぶ事になり、Paypal Hereはシェア争いで負ける事になります。回線縛りはやめましょうよ、孫さん。

PaypalのアカウントはEbayでのお買い物用に作ってありますが、会員をレギュラーからプレミアムにアップグレードする必要があります。

丸はCoiny

Coineyリーダーは丸です。こちらはスマートフォンのキャリアに制限はありませんが、アンドロイドの対応機種はまだそれほど多くありません。私の使っているギャラクシーノートは対応してますね。決済サービスはどれも、スマホの画面に手書きでサインする必要があります。その点、ノートはペンがついてますからピッタリです。Coineyリーダーも色が白ですから見栄えもいい。これにしようかなあ。Coinyは日本発のベンチャー企業のようです。ネックは他社と比べて決済後の振込みが遅い点です。

四角は楽天スマートペイとSquare

Squareは米国発。あちらではかなりの広がりを見せているようです。楽天スマートペイは楽天市場がはじめた同様のサービスです。楽天スマートペイとSquareのカードリーダーは中身は同じみたいです。個人で始めるなら楽天スマートペイがお手軽でいいですね。ただ、楽天銀行以外への振込みに手数料210円取られるのはマイナスです。楽天銀行ってのは、自分のお金を引き出すのにお金がかかるという変な銀行なんです。

先行きの懸念は犯罪行為への悪用

スマートフォンのカード決済サービスは、現状だれでも加入できます。個人なら本人確認書類を送ればOK。業種や屋号も適当に好きなものでかまわないでしょう。で、これのカード決済はほんと簡単なんです。自分のクレジットカードも使えるから、自分で自分から買い物をした事にも出来ます。まあ、手数料取られるから普通は意味ないけれど。そしてこの簡単さは、応用的な使い方をすぐ思いつくし、組織的犯罪へ結びつく可能性があります。

つなぎ融資

個人事業主で簡単に思いつくのは、つなぎ融資です。例えば、自分のクレジットカード5枚で10万円づつ自分から買い物したことにすれば、翌日には、自分の口座に50万円-手数料の現金が手にはいります。これを今月分の支払いにあてて、来月のクレジットカードの引き落としまでにお金を用意すればいい事になります。簡単に言えば、一ヶ月3.5%の金利でお金を借りる事が出来るわけです。銀行と違って融資の為の書類とか審査とかもなく即金ですから時間もかからず便利ですよね。

リスクなしの金貸し

友人にお金を貸して、それっきり帰ってこないという経験は以外と多いと思います。でもスマートフォンのカード決済サービスを使えば、ノーリスクでお金を貸せます。10万貸してよと言われたら、友人のクレジットカードを使って、スマートフォンのカード決済サービスで105,000円のカード決済をします。友人には現金10万円を渡し、翌日自分の口座には、101,325円が入金されます。1,325円儲かりましたね。仮に友人がクレジット利用代金を引き落とせずに焦げ付いてブラックリスト入りしても、信用を失うのは友人だけでこちらはノーリスクです。

でも、カード会社もしっかり監視してるでしょうから、これらの怪しい使い方は危険です。万が一の場合、加盟店の登録抹消だけでなく、自分のクレジットカードまで使えなくなる可能性もあります。そうなったら、現代社会で生きていくのは大変です。

犯罪や詐欺行為への利用

友人を他人に置き換えれば、金融業が成り立ちます。さらに、カード決済サービスの名義を、実態のない架空名義で作れれば犯罪に応用できます。このぐらいの事、その道の人達なら簡単でしょう。今でも散々振り込め詐欺でやっている事ですから。短期間でカード決済を繰り返し、マークされる前に即口座からお金を引きだして逃走。

訪問販売も怖いですよね。その場でカード決済を強要されて、断れない年配の方も多いでしょう。カードを渡したら最後、いくらで決済されたかも隠されたらわかりませんし、手書きのサインは業者がしてもOKなんですから。

新しいサービスは可能性を開きますが、新たな犯罪に利用されるリスクもあるわけです。こういった行為が社会問題化して、報道され、一般に認知されるまでにはタイムラグがあり、その間は被害が広がり続けます。

加入を考えてるなら今のうちに

物騒な事を書きましたが、個人的には、便利なサービスだと思います。だけどその分危うさもあります。今は簡単に登録できますが、普及するにつれ、だんだんと加入審査は厳しくなるかも知れません。実店舗の登録とか、営業開始3年以上の証明とか、月額料金をとるようになるとか。ともあれ、スマートフォンのカード決済サービスを始めてみたいとお考えなら、とりあえず、申し込んでみましょう。今なら各社キャンペーン中でカードリーダーは無料、あるいは実質無料で手に入ります。

一番簡単なのは楽天スマートペイ

楽天市場の会員で、楽天銀行の口座を持っていれば、本人確認書類なしで、申し込みできます。もちろんカードリーダーも今なら1台目は無料。決済手数料も下がって、3.24%です。私もこれから申し込みしてみようと思います。まあ、どの会社もただなので全社に申しこんでみるつもりですけれど。

楽天スマートペイ

本気で使いたいなら予備のカードリーダーも準備しておきましょう。2台目からは有料で2,980円です。いざ本番で壊れていたら、しゃれにならないし、お客さんの信用を失います。予備という意味では、万が一に備えて複数のサービスに加入しておく事も必要かもしれません。

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