インクカートリッジのインク容量は海外(ヨーロッパ方面)では表示されている。
最近、何回かチェックしているハンガリーのサイト。PIXINFO.COM
グーグルの自動翻訳で英語にするとかなりわかりやすいです。
カメラ、レンズのレヴューの他、プリンターのレヴューもたくさんあります。
提灯記事でないから楽しめます。同じ画像をプリントしたものを各機種でスキャンしてあるものとか、印刷時間、スキャン時間の比較などなど。
このなかで気になったのは、プリンターのインクカートリッジの容量が表示されていることです。
日本ではいまだになぜか表示されませんが。なんででしょうね?
ハンガリー、オーストリアなどでは、メーカーサイトでも容量が明記されています。法律の違いでしょうか。
さて、日本の機種と照らし合わせて並べてみよう。
エプソン
PM-3700c 黒 16ml カラー5色一体 66ml
PM-4000PX,950C 17ml
PX-G5100,5500 13ml
PX-G5300,5600 11.4ml
確実に減ってますね。昔はよかった?
最近のエプソンインクは0.1mlまで表示してます。
PX-V630など 大13ml 小 8ml
海外では以前から、大小があったんですね。
31、32インクは16gぐらいはいってるのを確認してます。
ICチップでインク切れになるまでの容量なのでしょう。
E-300など4色一体 39.1ml
PX-201,101などの46インクタイプ 黒大 25.9ml 中 11.1 小 7.4 カラー 11.4 小5.5 極小 3.5
PX-1001 黒 22.2ml(2本分) カラー 11.1ml
すごい種類。極小は日本未発売のエントリータイプにつくらしい。
日本の46インクは全色8ml程度です。これをみるとPX-1001のインクは少し多いのかも。
A4とA3でプリンターインク容量に差をつけているなんて。カートリッジ一個の価格は同じなのに。
EP-801Aなど50インク 大 11ml 小 7.4ml
日本ではCMYKが8mlぐらいで、LC、LMのみ12ml程度です。
日本で大容量タイプをだしたら、いままでのは隙間だらけだったのかとブーイングがおきそうですが。
キャノン
ハンガリー向けのインクパッケージには、日本製とかかれてます。
IP8600までは使えた 7タイプ 黒 15ml カラー 14ml
IP4200,PRO9000など テキスト用顔黒 26ml カラーインク(7eタイプ) 13ml
MP980,540 テキスト用顔黒 19ml フォトCMYK&グレー 9ml
7から7eで1mlの削減(黒は2ml) こういう細かいところで、カートリッジをより買わせて利益を確保するんですね。
現行インクではさらに約2/3まで減ってます。
IP2600などのヘッド一体型 黒大 16ml 小 11ml CMY大 16ml 小 11ml 2種類あるようです。日本はどっち?
PRo9500 14ml うーん、こんなにはいってたかな?12ぐらいだったような、うろおぼえ。
HP
2世代前のヘッド一体型よくわからん。
黒HP130 21ml HP131 11ml HP33(日本では何?) 5ml
カラーHP134 7ml HP135 5ml
1世代前のタンク独立型
HP177 黒(染料) 大16ml 小 6ml カラー C 4ml M 3.5ml Y 6ml LC,LM 5.5ml
色によって容量が違うとは?
HPは昔から容量表示してました。そのせいでインクが高いというイメージを持ってしまいましたが。
現行のカートリッジタイプ(キャノン風のやつ)
HP178 顔黒大 18ml 小 6ml CMYK小 3ml CMYK大 K 7ml CMY 6ml
大でも6mlはちとさびしい。最初についてくるのはもちろん小です。
ますます新品プリンターから足が遠のきます。
まあ、一年待てばジャンクで出てきますからね。