2007年6月14日

マニュアルでヘッドクリーニング

A550のジャンクも入手した。2年間使っているA550その1が最近、インク交換や自動ヘッドクリーニングのたびにインク詰りをおこすようになったので、その予備に。インクセットも買いだめしてあるし。
G800のジャンクと同じやり方でA550のジャンクもヘッドクリーニングしたがダメだった。
ヘッドを外してのクリーニングまでしたが復活せず。これは例の、インクポンプ不良か?
このままエプソン送りとも考えたが、ヘッドを外したりもしたので、痕跡が残ってしまったから無料修理とはいかないかもしれない。
まあ、どうせジャンクだし分解しちゃえとバラした。

ジャンクといっても使用感は少ない。まあ、そういうのを選んだのだが。パッドにもまだまだ余裕がある。
吸引されたインクは、後部のメンテ用の蓋の部分のジョイントを通り、中央に送られる構造。

インクポンプには特に問題はなく、その先の廃インクタンクへのパイプがひどく詰まっていた。
これが原因と最初からわかっていればここまでバラさなくても、後ろ側のメンテナンス用の蓋の部分から、パイプにシリンジでエアーなり、水を送れば詰りは直ったに違いない。

ともあれ、せっかく分解したのだからと考えた。
1色のインク交換でも全色インク吸引。使用中に時々、勝手に行われるヘッドクリーニング。A550その1?は最近では、このような動作のたびに、インクが詰まるトラブルが多くなり、仕方なくヘッドクリーニングを2回ほど実行する。それでだめなら、一晩放置して復活させるなどなど。このような症状もポンプではなくパイプの詰りが原因なのかもしれない。
行き場をなくしたエアが一部逆流してヘッドに入り込むのかも。

そんなこんなで、無駄なクリーニングがとにかく頭にくるのだ。なんとか、自分のやりたいときだけクリーニングするようにできないものか?

そこで、吸引ポンプへ続くシリコンチューブを取りはずし、本体全面に6ミリの穴をあけ、チューブを外に誘導した。これにシリンジをつなげての手動によるインク吸引である。

これは分解しなくても出来ます。ヘッドキャップ?の前のパイプを抜いて、変わりに同径のシリコンチューブを繋げる。前に持ってきたのはパイプの長さを短くするためと取り回ししやすいから。同じような事は、G730などの90ノズルのタイプなら同じ構造なので簡単に出来そうだ。とはいっても真似する人がいるかいな。

これで、いくら勝手にヘッドクリーニングされようと、ポンプは空回りでインクは吸引されない。
自分の好きな、必要なときだけ、シリンジでインク吸引すればいいのだ。汚れるけど。

吸引するタイミングはヘッドにキャップがついていればいいので、電源OFFの時でもできる。しかし、実際にやってみると、。引いたシリンジから一度手を離したり、力を緩めただけで、ヘッドへのインクとエアの逆流を起こし、かえってインク詰りや色の混入を起こしてしまう。これは最近A550その1に現れる症状に良く似ている。というわけで、ユーティリティーでのヘッドクリーニングを実行しながらの手動吸引を行った。絶対途中でシリンジを戻さないのがポイントである。
インクを吸引するにはかなりの力が必要だった。大きめのシリンジでないと吸引できない。
最後はギューと最後まで引いて、パイプに残ったインクを空気ごと吸い取る。

下の紙はテストプリント。
全く出なかったシアンが、復活した。3回ほどやって、マゼンダがあと1ノズルだけで完璧というところまできた。あとは一晩放置かな。
パイプはクリップで留めておくか。吸引したインクの量は1回2~3ccぐらいで、オートクリーニングとあまり変わらない。これも手加減でどうにでもなる。。

連続供給や、詰め替えインク、リセッターでいくら節約しようとも、ヘッドクリーニングで失われるインクの量に変わりはない。そのままでは、30~50パーセントぐらいのインクは結局捨てているのだ。
インクの詰め替えで手を汚すのを苦にしないのなら、ここまでやってみたらいかが?
もちろん、ジャンク品で自己責任で。

追記

その後、よせばいいのに最後の1ノズルの復活にこだわり、分解、洗浄を繰り返すも復活せず、インク詰りも再発。
さらに、このマニュアル吸引も、どうにもうまくいかなくなった。空気をかんだり、インクが逆流して混ざったり。
また、部品取り用ジャンクに逆もどりしてしまった。悔しいなあ。

G800で再挑戦。

g800のインク消費は激しそうなので、こちらでもマニュアル吸引に挑戦してみた。

本体下部
とりあえず分解。廃インクタンクは2つに分かれていた。G800などの180ノズルタイプは、2系統のパイプでインクが吸引される。染料インクだから特に詰まった様子もない。

本体右側のヘッドキャップの下の部分

左の黒いパイプがヘッドキャップからのインク吸引用の2本のチューブ。これにパイプを継ぎ足してプリンターの外へもってくる。右の白い2本はインクポンプから排出側のパイプ。吸引側はかなり奥のほうなので、下側から引っ張り出す必要がある。

丁度マゼンダがインク切れを起こしたので、A550と同じやり方で手動クリーニングを試す。左のパイプが、ブラック、シアン、マゼンダ側のチューブ。右がライトシアン、ライトマゼンダ、イエローのチューブ。これに水槽用の分岐バルブ(150円)をくっつけて、片方ずつインク吸引できるようにした。経済的?

A550と同じく、インクは吸引できるものの逆流をうまく防げず、エアをかんだりインクの混色が起こってしまった。
またまた、悔しい!このままでは、終わるわけにはいかない。

これがひとまずの最終形!

手動によるインク吸引は諦めた。インク吸引はポンプにまかせて、ヘッドキャップとポンプの間にバルブをつけることで、勝手にインクを吸引されないようにした。ポンプまでのチューブの取り回しが長くなってしまうので、吸引する力が弱くなるかと心配したが、クリーニングを実行したところ一発でノズルは復活した。大丈夫なようだ。

写真の左側のバルブの状態では、ポンプはインクを吸引せず、エアーを吸い込む。右側は、インクを吸引できる状態。これでクリーニングを実行すると、片側3色だけがインク吸引される。
普段はヘッド側を閉じておくことで、定期的に行われる自動クリーニングでもインクを吸引されず無駄にしないで済む。
これまでの経験では、プリンタがノズル詰りのない良好な状態であるときは、何もしないのが一番のメンテナンスのような気がするのだ。
電源ONや、印刷開始の時にはヘッドが左側に移動して、わずかにインクを試し打ちしている。それだけで充分だ。

連続供給でインク代が節約できたと喜んでいるあなた!ここまですればさらに20%以上の節約が可能ですよ。
さあ、どうしますか?

ついでにG730でも

コストパフォーマンスが高いG730でも、一週間に一度ぐらいの使用では、クリーニングがおこりがち。ついでにやっちゃえ。まだ保障期間中です。

ヘッドキャップの前方のシリコンチューブを引っこ抜いて継ぎ足して外に出す。コンパクトなG730では取り回しに苦労する。ボディ下面に穴をあけてしまった。

後ろ側のネジをはずし、内側にあるプラスチックの爪のひっかかりをはずせば、側面のカバーが外せます。
G800のようにパイプと分岐バルブをくっつけて、もとに戻す。あれ、だめだ。

側面カバーにも穴あけないとチューブを外に出せません。もうすでにジャンク化しつつある。

さて、ヘッドクリーニング開始。あれ、吸引がやけに弱い。
原因は水槽用の安価なバルブでした。エア漏れてました。これではあてになりません。

最終形その2

というわけで、ただ、外に取り出したチューブを、ちょっと強力なクリップで挟んでおくという、単純な仕掛けに変更しました。
こうしておくと、自動クリーニングされてもインクは吸引されず、パイプが真空になって潰れるだけです。ほんとにクリーニングしたいときだけクリップを外せばOK。

これだけなら、分解せずとも小型のクリップをパイプにはさんでおくだけでいいかもしれない。
インクポンプも、パイプをしごくという構造だから、こんなことしてもあまり悪い影響はないと楽観しておこう。
G800のほうもしばらくすると安物バルブがだめになり、クリップ止めにした。やはり単純が一番。

CAUTION!!

2ヶ月もするとG800は2系統あるパイプのひとつがダメになった。チューブに穴が開いたかポンプがいかれたか不明。
G730も伸ばしたチューブが吸引のたびに潰れ、クセがついて戻らなくなった。インクの吸引力が落ちて目詰まりが解消できなくなったので元に戻した。漏れないバルブ、潰れないパイプなどで組みなおせば継続使用できるかもしれないが、もう気力がない。天使の分け前と割り切るか?それとも電気的にポンプを止めるスイッチでもつけるか?

プリンタは多くの技術者が知恵を絞って作り出した精密機械ですから、変な使い方をしようとしてもなかなか思い通りにいかないものです。このページは恥をしのんで残しておきます。


 

ヘッドクリーニングを自分のやりたいときだけしたい。というのが希望です。オートマよりマニュアル好きです。
詰りもなくとても調子がいいのに、インク交換や定期的な自動クリーニングをされると、インクが詰まってしまったという経験は多くの方があると思います。この原因の多くはインクの粒が詰まったのではなく、空気が入りこんだ性のようです。インクポンプがインクを吸引すると、ヘッド内は負圧になり、クリーニングが終了するとヘッドはゴムのキャップから離れます。その時に空気を吸い込んでしまうのです。これが原因の場合は何度クリーニングしても同じこと。詰まっていたノズルが回復したのに他の色やノズルが詰まってしまったという時は、これが原因でしょう。こういう時、私はいままで一晩放置させていましたが、簡単なやりかたを見つけました。それがシコフミ(ネーミングにあまり意味はない)です。

シコフミのやりかた

なんてことはありません。プリンタの向かって右側(インクカートリッジのある側)だけを手で2,3センチ持ち上げて、台のうえに軽く落とします。トントントンという感じで5回ぐらい。30秒ぐらいしてから、ノズルチェックのプリントをします。まだ詰りがあったらまたトントントンとノズルチェックを繰り返します。振動と重力でインクが下におりてきてヘッドの空気をおいだします。壊れないように、軽くで充分です。

強制解除

インクポンプは専用のモーターがあるわけでなく、給紙モータを逆回転させることで作動しています。G730でプリンタの右カバーをはずし、給紙モーターのコードを抜いてみました。この状態でヘッドクリーニングを実行すると、ヘッドは一連の動作をしますが、ポンプは作動せず、インクも吸引されません。見かけ上インク容量の表示は減りますが、リセットできますからね。コードの途中にスイッチをつけておけば、いつでもクリーニングを解除できるでしょう。燃費を競うエコカーレースみたい。でも純正6色インクの場合、一度クリーニングを回避できれば、400~500円の節約です。おおきいでしょ。

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