2006年9月19日

ガラス直置きスキャン

フィルムスキャンなんてするつもりもなかったが、機能としてついているので、試してきた。
しかし、ネガフィルムの取り込みがなかなかうまくいかない。あれこれ、ネットで調べたり、PHOTOSHOPをいじくったり。

最初の関門は、ピンボケである。フィルムフォルダにセットしたのでは、スキャナのガラス面から浮いてしまう。
手元にあった、100円ショップで買ったアクリル板で、フィルムを押さえ込み直置きスキャンすると、明らかにピントが改善された。
ただ、ニュートンリングも出る。
その場合は、フィルムを裏返したり、重しを載せたり、アクリルを乗せずに、フィルムの両端だけ押さえると、かなり出にくくはなる。

反射原稿で、ガラス面からの距離とボケを調べてみた。

距離0ミリ。
GT-F600で、PX-A550でプリントした原稿を4800dpiでスキャン。

インクのドットがくっきり。

ガラスから約1ミリ浮かせてスキャン。

すでにボケが見られる。感覚的には、0.5ミリぐらいまではピントが合う感じ。

約2ミリ。

かなりドットはぼやけてくる。F600では、フィルムホルダが1ミリ浮いていて、フィルムを挟む溝も0.5ミリぐらいの幅がある。
フィルムもカールするし、ホルダのプラスチックも歪みがある。ノーマルのままでは、0.5~2.5ミリぐらいの間隔でスキャンされているのではないか。

約3ミリ。

ドットの粒状感はほとんどない。

約4ミリ。

きれいに、ぼけている。これは背景画像などに利用できそうだ。
ソフトウエアでぼけさせるより、光学的?にぼけさせたほうがきれいなはず。

個体差もあるだろうが、手元のF600は、ガラス直置きに一番ピントがあり、だんだんとぼけてくる感じ。もう一台、8400FVでも試してみたが、こちらは、0ミリから2.5ミリぐらいまで、なんとなくピントがあっていて、それ以上は、あきらかにぼける感じだった。フィルムスキャンでもガラス直置きの効果は特に見られなかった。
ただ、F600ガラス直置きに比べると、8400FVは全体に少しだけボケた感があった。

この程度のピントの違いは、スキャン時にアンシャープをかけてしまえば、きっとわからなくなってしまう程度のものかもしれない。
でも、写真を撮るときに、わざわざ自分で、ピントをずらすだろうか。ガラス面にピントがあるなら、ガラス面でフィルムスキャンしたくなるのは当然である。

ピントがあったら(といっても拡大すればどこまでぼけているのがスキャナ。)、次は、補正である。
スキャナーでは、ヒストグラムだけいじり、かなり暗めの画像で、スキャン。
PHOTOSHOPで自動レベル調整。彩度をプラス。どうしてもシアンかぶり気味になるので、カラー調整。
ここまでで、結構いい感じになるが、写真と比べると、何か足りない。
そこに、実際に物がある感じ、空気感のようなものが足りない。
そこで、コントラストを不自然にならない程度上げてやる。
解像度をプリントする最適サイズに変更してトリミング。
最後に、アンシャープマスク。

ここまでやると、キタムラの同時プリントより、同じかちょっとだけ上のプリントができたと自己満足。
同時プリントでは、白く飛んでしまった部分や黒く潰れた部分も、
フィルムスキャンでは、画像が拾えるので面白い。

2400dpiで35ミリネガを無補正でスキャンして、自動レベル調整。

印刷用に1600dpiにリサイズしてから、アンシャープ。

MP500で400dpiにてプリント。

カメラのキタムラで同時プリントしたもの。

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