2016年9月1日

EPSONが2016年のインクジェットプリンター新製品を発表。

iPhone7の発表前でトピックスもあまりないのでそれなりにメディアにも取り上げられてますね。エプソンは今年は売れ筋モデルのフルモデルチェンジの時期です。どんなの出すのかと思ってましたが、さらにコンパクトさをエプソンは追及してきました。これで、コンパクトさでやっと追いついたキャノンをまた引き離しますね。まあ、どうでもいいですけど。

EP-879A

エプソンの一番の売れ筋モデルであったEP-808Aの後継モデルですね。サイズ的には、コンパクトになったのは幅方向だけです。それでもさらに4センチ小さくなってるからたいしたものです。

EP-808A 390×341×141
EP-879A 349×340×142

見た目もすっきりして悪くはないです。質感も改善されているみたい。印刷スピード、印刷コストは変わらずという発表ですが、インクはカートリッジの形からして変わっています。機能面では特に気になる点はないけれど、心配なのは廃インクタンクがさらに小さくなったという点でしょう。エプソンはかつてEP-801Aから全面給紙を取り入れたために、廃インクタンクの容積が右側にしかとれなくなりました。EP-805Aからはよりコンパクトになってさらに廃インク吸収パッドの限界が早まりました。今回も横幅4センチ小さくなっているので、さらに廃インクエラーは早まるでしょう※廃インクタンクは消耗品として提供のようです。EP-879Aはもはや写真を沢山プリントして楽しむプリンターではないですね。

長持ちさせたいなら、なるべくプリントしないか、販売店の延長保証に入っておきましょう。


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廃インクタンクは消耗品として別売されますね。1,000円ぐらいですが、インク何セット分で交換になってしまうんだろう。


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EP-30VA

EP-30VAは、EP-10VAのA4版ですが、中身はEP-808Aで、外装やら変えただけでしょ。インクは安めの設定ですが、本体はたぶん35,000円ぐらいになるのかな?EP-30VAもたぶんあまり値下げされずに3年ぐらいは売り続けるつもりなんでしょうね。

EP-979A3

EP-979A3はEP-978A3のモデルチェンジですが、型番変更しただけで、インクも中身も変わってなさそう。EP-978A3は22,000円ぐらいに下がってるから買うならそっちですね。

EP-709A

今回の新製品の中で一番悪質なのがこれではないでしょうか。EP-709AはEP-708Aの後釜ですが、中身は全く変わっていなそうです。唯一変わったのはインクです。インクが専用の品番に代わっています。6色セットのITH-6CLはエプソンダイレクトで、 ¥5,410(税抜)。製品仕様の印刷コストは1枚当たり約26.5円(L判・写真用紙<光沢>)だそうです。今まではEP-708Aでは80インク、80Lインクがあって、大容量タイプの80Lを使えばカタログ上は、インクコストがやや下がったのですが、それもできなくなっています。

EP-708Aの印刷コスト

80L番インク使用時:約20.6円(L判・写真用紙<光沢>)
80番インク使用時:約26.5円(L判・写真用紙<光沢>)

EP-709Aの印刷コスト

約26.5円(L判・写真用紙<光沢>

製品の改良もせずに、見かけだけの新製品を発表し、専用のインクをわざわざ作り、インクで儲けるビジネスモデルで収益を確保しようというのがみえみえすぎますね。


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EP-M570T

そして最後はこれ。価格は4万円前後。エコタンク搭載モデルの第4弾ですが、個人的にはあまりお勧めしません。これまでのエコタンク搭載モデルとの違いはコンパクトさとかもありますが、4色とも染料インクという点ですね。まあ、こういうの使う人はあまり高画質にはこだわらないでしょうから、別に黒インクが顔料インクでなくてもいいんでしょう。どっちにしろ他のモデルもカラーは染料ですから。

でも、この4色染料というのを勘違いして、写真プリントが大量に格安でできるプリンターだと思い込んで買ってしまう方がいないかちょっと心配です。確かに写真プリントを大量に格安で印刷することは可能です。ですが、EP-M570Tのベースとなっているプリンターがかなりしょぼい。EP-M570Tは海外モデルのET-2550のインクタンクをコンパクトに改良したモデルのようです。ET-2550は顔料インクプリンターがベースでノズル数は黒180カラーは各60です。

これだけでもカラー印刷が遅いのはわかるとは思いますが、光沢写真プリントで高画質モードを選択した場合はさらに遅くなります。A4サイズでは1枚10分ぐらいかかるかもしれません。

そしてフチナシ印刷への対応。これは利点でもありますが、フチなしプリントが廃インクパッドエラーを早く招いてしまう一因であるのは周知のとおりです。その場合は保証期間内なら大丈夫なのかな?

EW-M660FT用の顔料ブラックを使うというのはありかも

EP-M570Tに付いてくるインクは染料インクですが、別にインクカートリッジにICチップがあるわけではないので、入れようと思えばなんだって、醤油だって入れられます。まあ、詰まりますけど。顔料ブラックが使いたければEW-M660FT用の補充インクを買って(2,000円ぐらい)最初からそれを充填してしまえばよろしい。EW-M660FTにはADFとかFAXとか使わない機能がついているので高いです。普通紙印刷メインでさらにモノクロがメインであれば、この使い方をお勧めします。

旧製品の投げ売りは10月か?

エプソン、キャノンともに旧製品は処分価格になりつつありますが、まだまだ高いです。新製品の発売はキャノンが9月末、エプソンは10月末ですから、まだ先です。旧製品はまだまだたくさん売れ残ってますから、来月中旬頃から最終処分価格になるかもしれません。まあ、一部機種については年末ぐらいまで売ってたりするから、あわてる必要もないでしょう。

3件のコメント »

  1. 廃インクタンクは取替可能かと

    コメント by 匿名 — 2016年9月2日 @ 10:09 PM

  2. ほんとだ。よく見つけましたね。EP-879Aには消耗品としてメンテナンスボックスEPMB1が存在しています。

    コメント by junky — 2016年9月2日 @ 10:25 PM

  3. 普通紙モノクロ文章メインなので、EW-M660FT用の補充インク顔料ブラックを使ってみようと思います。
    故障の場合は、保証対象外になるのでしょうが。。。

    コメント by kinnta — 2017年1月20日 @ 7:50 PM

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