2015年9月2日

エプソン、EP-10VA他2015年のインクジェットプリンター新製品発表。

数日遅れでキャノンに続き、エプソンが新製品を発表しました。新製品らしいものといえば、EP-10VA、PF-81、そしてプロセレクションのSC-PX7VIIの3つですね。EP-808AとEP-978A3はインクも変わらずマイナーチェンジです。目新しいのはNFC対応になった事ぐらいでしょうか。個人的には新製品よりも気になる事があるので、新製品については、サラッと流します。

EP-10VA

EP-10VAはEP-977A3を発展させたモデルです。ライトマゼンダ、ライトシアンを止めてグレーインクとレッドインクを加えてプリント表現に幅を持たせています。エプソンはこれまで染料インクモデルにはグレーインクを搭載したことがなかったので初めての試みです(ダークイエローというのはありましたが)。

インクの違いの他、背面給紙が手差しでなく10枚までOKになりました。まあ、評価できる点もあるけれどやはり問題は価格です。段々と値段は下がるでしょうが、売り出し価格は45,000円前後と高い。さらに恐ろしい事にインクも輪をかけて高い。

インクカートリッジ YTH-6CL ヨット 6色パック 約9,500円 1色 1,620円

これもすこしづつ値下げされるでしょうが、高すぎでしょ。エプソン発表のインクコストはなぜか

L版1枚 19.9円(用紙代込み)

とインクが高いのにEP-977A3とコストは全く同じだそうです。これはゴマかしているわけではなくて、インク構成が変わったからですね。写真プリントの場合、とにかくライトマゼンダとライトシアンがたくさん消費されますが、EP-10VAにはありません。

例えば、薄いグレーをプリントするとき普通の6色モデルでは、LM、LC、Yと3色インクが必要ですが、EP-10VAならグレーインクだけで済むわけです。とはいっても実際の運用コストはカートリッジの価格に比例して高くなるのは目に見えています。

複合機とはいえ、写真プリントに4万円台のプリンターを買う層は、すでにプロセレクションに手を出しているだろうし、染料派ならキャノンのPRO-100もあるし、さてどれだけ需要があるか。

まあ、あまり売れなくてもおそらく3年ぐらいは販売を継続するつもりなんだろうと思います。その間に価格もこなれて3万円程度になれば、購入者も増えるでしょうね。

個人的な要望としては、液晶パネルの品質を上げて欲しいということ。ips液晶でフルHD。今時の安物スマホでも、これぐらいは満たしてます。せっかく操作パネルで画質調整まで出来るようになったんですからね。

PF-81

PF-81はハガキプリント専用ですね。プリンター本体の側面側に操作パネルを開いて使う不思議な形です。プリンターとインクはコンパクトプリンターPF-70と同じですね。パソコンいらずで年賀状は作れますが、5万円は高い。4万円のパソコンと1万円のプリンターの組み合わせのほうがよっぽど便利です。でも、どうしてもパソコンがいやというお年寄りもいるので、こういうのも年末だけは売れるわけです。

エプソンはスマホやタブレットから年賀状をプリントできるアプリをリリースしています。デザイン面だけでなく宛名も筆まめアプリ(480円)で印刷可能ですよ。年賀状印刷だけならアプリと8,000円で買えるEP-707Aの組み合わせでできます。

浮いた?40,000円でご両親にiPadをプレゼントしましょう。

SC-PX7VII

SC-PX7VIIはインク変更してやや値上がり。7Vとの違いは、よくわからん。

旧製品の扱いは?

さて、新製品以上に気になったのは、旧製品はどうなるのかという事です。売れ筋のカラリオシリーズでは、新モデルが出たのでEP-807Aは在庫限りで販売終了。中間モデルであったEP-777Aは新モデルを出さずに在庫限り。あまり売れないADFとFAX付きだったEP-907Fはすでに販売終了。

で、この中で新製品を出さないEP-707Aはそのまま継続販売のようです。例年であれば型番だけ変えてEP-708Aとして販売して値上げするところのはずですが、どうしたんでしょうね。まだ新製品の価格が高い9、10月は旧製品が残っている間は、旧製品ばかり売れます。

で、新製品ばかりになった11月頃から段々と新製品が売れ出すのですが、その中に8,000円のEP-707Aがあれば、EP-707Aばかり売れてしまいます。それでいいんでしょうかね?それとも強制的にEP-707Aを値上げするんでしょうか?ちょっと注目しています。


EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-707A 無線 スマートフォンプリント Wi-Fi Direct

新品価格
¥8,126から

顔料4色プリンターは新製品なし

PX-047Aも型番を変えずにそのまま継続販売です。そしてFAX付の小型複合機もPX-535Fだけとなりました。これは、来年2月頃にいよいよ国内投入される?インク連続供給モデルに備えての事かもしれません。

関係ないけどA3プリンターPX-1004が15,000円で売ってます

このところ、一部の店舗でとても安いです。さらに現在エプソンのキャッシュバックキャンペーンで1,000円もらえます。


EPSON A3インクジェットプリンター PX-1004 A3ノビ対応 CD/DVDレーベル印刷対応 ブラックインク2本搭載

新品価格
¥14,980から

今年のプリンター商戦はキャノンに軍配か?

新製品が発売される前からなんですけど、カラーバリエーションとラインアップ全体をコンパクトにした事で見た目の変化が大きいキャノンのほうが、量販店の売り場の雰囲気的には有利かなと感じます。エプソンは一番目立つところにEP-10VAを配置する事になりますが、全体の印象はコンパクトだが直線的な製品とカラーも変わらず白、黒、赤のみですから、これまでとあまり印象がかわりません。

コンパクトさが成功したEP-805Aからすでに4年目。来年はおおきく見た目のモデルチェンジをするとは思いますが、今年はすでにシェア争いは敗北かもしれません。

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